りんこが産後の性交痛を改善した方法はコレ！旦那が早漏でよかった

こんにちは！初体験の痛さは我慢できたのに、産後初のセックスで泣いちゃったりんこです！
産後のセックスって、女性からするとちょっとした処刑並みに恐怖なんですよ。

だって、あの恐ろしく痛い出産を経て、ボロボロになった(と思い込んでいる)膣に、あんな塊を入れられるんです！
心も体もカッチカチ。りんこも、1人目を出産してからしばらくはセックスどころか、ちょっとしたスキンシップも嫌でした。

「触られて、旦那が発情してセックスに誘われたらどうしよう！！早漏とは言えちょっと入れられるだけでも怖いんだけど！！」って(笑)

「好きで結婚して子供まで生んだのに、その反応ひどくない？」って思いましたか?

りんこも、自分で「なにそれ、私ひどい」って思いました。けどそれは、子供を産んだ女性の本能なのでしょうがないのです。
心の中では、「出来ることなら昔みたいにセックスしたりイチャイチャしたりしたいけど、心と体がついていかないの( ；-；)」と思っています。

実際のところ性交痛も、セックスへの恐怖心も、放置しておけばそのうち治ります。けど、ご主人も、セックスなしで何か月もほったらかしにされるのは心外ですよね。

そこで、りんこたちが試した方法と、色々試した結果、ベストだった方法をご紹介しますので、参考にしてくださいね。産後の性交痛を和らげる努力をしてあげることで、奥様の心と体は、確実に痛みを感じにくくなりますので、対策をしてあげることをぜひともおすすめします。

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性交痛の原因とは？産後の性交痛以外の原因には要注意

女性がセックスの時に痛がる原因は「産後だから」だけではなく怖い病気が隠れている場合や、男性のセックス法に問題がある場合、そして女性に恐怖心がある場合、など様々です。
ここでは、女性がセックス中に痛がる原因をまとめておきましたので、奥様が何で痛がるのかを確認してみてください。

産後1年以上経過している場合は、時が解決してくれない「病気」や「トラウマ」そして「誤った前戯やピストン法」などが隠れているかもしれません。

産後の性交痛の原因

産後、女性が性交痛を訴える理由は大きく分けて３つ「出産で膣に損傷を負ったから」、「出産の痛みのトラウマ」そして「濡れないから」です。ではそれぞれ詳しく見てみましょう。

出産で膣を損傷

正常分娩(膣から赤ちゃんを産むこと）で、出産した女性のほとんどが、「会陰切開」と言って出産のときに赤ちゃんが通りやすいように膣を切開しています。
切開していない場合は、赤ちゃんが膣を通る時に膣が裂けています。

3人以上出産しているベテランママさんや、会陰の伸びが異常に良い女性以外は、ほぼ全員が会陰切開もしくは、膣が裂けているのです。
切った膣や避けた膣は、麻酔をかけてからお医者さんが縫合してくれます。

出産している最中は、陣痛の痛み(おもに子宮と腰が痛い）で、会陰の痛みはそれほど気になりませんが、しばらくすると膣というかお股全体が痛くて痛くて座ったり歩いたりするたびに、涙が流れるほどです。
しばらくは出血も続きます。会陰切開がうまくいかなかったり、赤ちゃんが大きすぎたりする場合は肛門まで裂けることも・・・。

りんこは書いているだけで思い出して、変な汗がでてきました。
ちょっとグロテスクなお話になってしまいましたが、とにかく産後の膣はとんでもなく酷い目に遭って傷だらけなのです。
ただ、ずっと痛いわけではなく段々と痛みが和らいできて産後1か月頃にはなんとか、痛みを感じることなく生活できるようになります。

経過が良ければ、1か月でお医者さんからセックス解禁のお墨付きももらえます。

だがしかし！

座る時に痛くなくなったからと言って、セックスの時に痛くないかと言うとそれはまた別のお話。
1か月前に手術したばかりの場所に、ペニスを入れられれば誰でも痛がります。
最低でも3か月はなにもせずにそっとして欲しいところです。

ちなみに、りんこは産後3か月でセックスを解禁しましたが、初回は泣きました。初体験より痛かったです。

りんこ旦那はそこで、りんこと一緒に「痛くない対策」を実行してくれましたが、もしそのまま対策せずにセックスを求められ続けていたら軽く殺意が湧く自信があります。
それほど、産後のセックスは痛いので、奥様が痛がっていたら無理をしないで上げてくださいね。

出産の痛みのトラウマ

出産後の女性は、膣が裂けて痛いし出血しているし、赤ちゃんにおっぱいをかじられて痛いし、で、

痛みに対するトラウマの塊

になっています。

産科医的には、ほとんどの女性が産後1か月でセックス可能になります。実際は1回ほど痛みを我慢すれば段々となじんでくるはずです。

ところが、産後の女性は

痛みに対するトラウマ

にとらわれているので、「セックス＝痛いに違いない」という思い込みから、セックス自体に激しい拒否感を抱いてしまうのです。

「さっきからトラウマトラウマうるさいなあ」って思うかもしれませんが、ほとんどの女性が出産中は「二度と妊娠はしないし赤ちゃんは産まない」と心に誓うほど、痛いものです。
りんこを含め、出産を経験した女性に出産の痛さについて語らせたら、何時間あっても足りないほどだと思います。

「だったら帝王切開の場合は大丈夫じゃないの？」と考える人もいますが、帝王切開も普通に痛いです。
出産中は痛くありませんが、産後の痛みは3日ほどは少し動くだけで涙がにじむほど。
しかもどちらの場合も「後陣痛」と言って、出産後も子宮が元の大きさに戻るために収縮するので、痛みが続きます。

だから痛みに対しては激しいトラウマがありますし、縫合箇所の近くでペニスを出し入れされるなんて、考えるだけでぞっとするものなのです。

「痛い痛いと言われてもピンとこないなあ」と言う人のために、アメリカの男性2人が陣痛の痛みと同等と言われる刺激を与えられている動画を貼っておきますね。

最初は笑いながら、おしゃべりをしたり、スマホを見ていたりしていた男性たちが、徐々に痛がる様子は必見です。

途中から、絶叫しています(笑)

ちなみに、彼らは2時間でギブアップしましたが、初産の場合は15時間から16時間です。

りんこは、絶叫する痛みになってから36時間後に生まれました。ああ痛かった(笑)とにかく、出産は激しく痛いのです。
痛みの元になった膣にペニスを挿入することに対する女性の恐怖、少しはお分かりいただけたでしょうか？

濡れない

さきほどのトラウマや、現実の痛み、そして女性ホルモンのバランスや赤ちゃんへの罪悪感、疲れなどから、産後の女性はびっくりするほど濡れません。
濡れなければ、膣の傷が治っていたって痛いものは痛いですよね。濡れてない膣への挿入は男性も痛みを感じるはず。

奥様が中々濡れないと「セックスが嫌いになったのかな」とか「もう男としてみてもらえないのかな」と心配になるかもしれませんが、産後のホルモンバランスの影響が大きく、ご主人への愛情とは関係ないので、心配しないでくださいね。

出産後、女性は母乳を分泌するためのプロラクチンというホルモンの分泌が盛んになります。
赤ちゃんのために母乳を作ってくれるプロラクチンには性欲を抑制する作用があります。

「プロラクチンが分泌→性欲が抑えられる→濡れない」という仕組みなのです。

ちなみに、男性の場合、射精後にプロラクチンが分泌されます。
射精後に性欲がなくなる原因がプロラクチンなのです。
「だったらしょうがないかも」って思いますよね。

産後性交痛の影に隠れた病気があるかも？性交痛の原因となる病気一覧

奥様が産後のセックスを痛がる理由が分かってきたと思いますが、産後数年経過して色々試してみたのに、痛みが治まらない場合や、痛みが強くなる場合は、何かしらの病気が隠れている可能性があります。

性交痛を感じる病気をピックアップしましたので、思い当たる節があるのであれば婦人科を受診することをおすすめします。

• 子宮内膜症
• 卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ）
• 小陰唇肥大
• 間質性膀胱炎
• 誘発性膣前庭炎

この中でも、患者数が多いのが子宮内膜症です。

子宮内膜症とは、本来子宮内腔にしか存在しないはずの子宮内膜や子宮内膜用の組織が、子宮以外の場所にできる病気です。

日本医師会ホームページ「子宮内膜症」より引用

推定260万人以上が苦しんでいると言われる病気で、若い人に急増しています。
子宮内膜症になると、生理の時に激痛を感じることが多いですが、症状が酷くなると生理以外の時も痛みを感じるようになります。

特に痛いのが、セックスの時です。
セックスの時だけではなく、生理の時に激しい生理痛があるようでしたら一度受診してみてくださいね。

産後でも病気でもないのに性交痛を感じる原因

「もはや産後3年以上経過して産後じゃない」場合や「受診したのに病気ではなかった」場合に性交痛を感じる場合は女性の心理、もしくは男性のセックスに問題がある可能性大です。

• 十分に濡れていない
• 突き方が乱暴
• 奥を突きすぎている
• 気持ちよくない
• セックスが痛いと思いこんでいる

特に多いのが黄色でマーキングした理由。

要するにセックスが乱暴すぎる場合です。
結婚して子供までなした夫婦の場合、「セックスが乱暴」ということはほとんどないとは思いますが、産後のセックスが久しぶりすぎて、野獣になってしまうかもしれないので、気を付けてくださいね。

りんこの産後性交痛はこれで治しました！性交痛改善にベストな方法とは？

産後の女性たちがセックスに多大なる恐怖と痛みを感じているということが分かったところで、りんこたち夫婦が痛みを克服して、無事にセックスできるようになった方法をご紹介します。

この中で、一番効果があったのは潤滑ゼリーです。
物理的に対策することで、「これで大丈夫なんだ」と言う安心感が生まれるのか、痛みも恐怖も感じることなく受け入れることができました。
ただし、バックや騎乗位とかは絶対に求めないでくださいね。
処女よりも丁重に扱うのが大切です。

りんこは、産後のセックスほど早漏で嬉しかったことはありません(笑)
この時ばかりは、イクのを我慢するよりも奥さんの気持ちを考えて、早くイってあげましょう。

潤滑ゼリーを使う

濡れないのは、ホルモンバランスの関係や、痛みへの恐怖、疲れなどから仕方がないことです。
産後は濡れにくくて当然なので、濡れさせるために前戯を頑張るよりも、手っ取り早くゼリーを使ってみてください。

りんこは、最初は潤滑ゼリーに抵抗がありましたが、ゼリーを使うとびっくりするぐらいスムーズにペニスが入ってきて、痛みをほとんど感じませんでした。

ただし、「ザ！ローション」と言う感じのローションをおもむろに取り出されると、性欲低下気味の奥様はギョっとすると思いますので、もっと可愛らしい感じの製品を選んでみてください。

りんこも最初にローションを取り出されて、ドン引きしてしまいましたので(産後じゃなければ喜ぶくせに）、こんな感じの可愛らしい製品を選ぶと良いと思います。

コンドームは薄くて引っかかりにくいものを選ぶ

• 産後は、細菌感染や妊娠を避けるためにコンドームをすることが多いと思いますが、その時は、できるだけ薄いコンドームを選んでください。
  痛みに敏感になっていますし、濡れにくいので厚手のコンドームは膣の中で引っかかる感じがして痛みを助長します。

薄手のコンドームでも、引っかかる感じが気になることが多いので、潤滑ゼリーも併用することをおすすめします。

子供を旦那に寝かしつけてもらう、家事を手伝ってもらう

「寝かしつけや家事なんてセックスに関係無いじゃない！！」と、お怒りの声が聞こえてきそうですが、旦那が寝かしつけや家事を手伝ってくれるだけで、精神的なセックスへのマイナスイメージが軽減されます。

「こんなに手伝ってくれるなんてうれしい♡」という気持ちが芽生えて、セックスに対して前向きになれるので、受け入れ体勢が整いやすくなります。

しばらくは正常位でやさしく突く

りんこたちは産後1年は正常位でしかセックスできませんでした。
他の体位は痛いし疲れそうだし、そもそもそこまでりんこの性欲が湧きません。

基本は、「軽く正常位で突く」ぐらいにしておきましょう。
足を高く上げる屈曲位は膣の奥までペニスが届き、子宮頚部をノックすることもあるので、産後の女性にとっては恐怖です。

また、ピストンが激しくなりがちなバックも避けてくださいね。それと、女性が疲れる騎乗位もNG。疲労が蓄積しているので、腰を動かす気力が湧きません(笑)

いつもよりももっと早漏になってもらう(早くいってもらう)

これは、地味に効果がありました！りんこ旦那は早漏なので、努力しなくても久しぶりのセックスで30秒と持ちません(笑)
いつもは物足りないなあと思うこともありましたが、産後だけは大助かり。
早くイってもらえればもらえるほど、ほっとします。

性交痛の大調査！実は産後以外でも多くの女性が性交痛を感じています

ここまで調べたところで、りんこはふと思い返してみました。

「そういえば、産後じゃなくても痛いセックスってあったなあ」って。

そこで、ジェクスジャパンが約7000人に対して実施した性交痛に関する調査を調べてみました。結果がこちらです。

性交痛を感じたことがある女性の割合

まずは、20代から60歳代、20代、30代の女性の性交痛を感じたことがある割合を確認してみましょう。

20代から60代の女性

「あれ？意外とみんな痛がってる？」とびっくりです。

20代女性

なんと1/4の20代女性が、いつも、もしくは大体セックスの時に痛みを感じているのです。

30代女性

20代女性ほどではありませんが、痛みを感じる女性の割合は多いですね。

痛みを相手に伝える女性の割合

「え？今までセックスした彼女とか奥さんにそんなに痛いって言われたことないよ？」って思いませんでしたか？実は、多くの女性が痛くても毎回パートナーに伝える訳ではないのです。

その調査結果がこちらです。

性交痛を相手に伝えている女性の割合

毎回「痛い」と伝える女性が1/3いる一方で、4割近くの女性が痛くても我慢することがあるのです。

(2012年ジェクスセックスサーベイより抜粋)

この２つの調査結果を見ても分かる通り、ほとんどの女性が性交痛を感じることがあって、痛みを伝えられないこともあるのです。りんこも「痛いっ！」って思うことがあるので、ちょっと安心しました。

まとめ

産後の女性は、セックスに対して極端な恐怖心を抱いています。
産後のセックスの痛みの原因は、膣の出産による損傷、濡れ不足、出産の痛みのトラウマによるセックスへの恐怖、産後の育児疲労がメインです。

それを解消するためには、精神面、そして物理面での対策が重要！
奥さんをいたわってあげて、潤滑ゼリーで痛くないことを印象付けることが効果的です。

「いつまでそんなに気遣わなきゃいけないの？」とげんなりするかもしれませんが、子供が1歳を過ぎて一晩中寝るようになれば自然に、奥様の性欲も復活して膣の痛みのことは忘れてきますので、ちょっとの間の辛抱だと思って我慢してくださいね。

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