早漏で悩む男性の多くは、セックスを早く終わらせてしまった負い目から後戯に力を入れる方も多いと思います。
早漏れしてしまった時の何とも言えない空気をごまかしたい気持ちもありますしね。
クンニリングス(※以下、クンニ)をした後のキスを嫌がる女性はいるかもしれませんが、射精後にクンニをされるのはウレシイ女性がほとんどだと思います。
射精後にクンニをするメリット
男性でオーラルセックスを嫌う方がいないように、女性でクンニを嫌がるタイプはまずいないと思います。
(※どうしてもさせてくれない、という場合はデリケートゾーンの臭いにコンプレックスがあるのかもしれません。)
僕もたまにパートナーとのセックスの後でクンニをします。
その時は悦んでくれるし、挿入後の感度が高くなっているようにも思えます。
これは、男性と女性の身体のメカニズムが違うからでしょう。
女性は男性のように「出したら終わり」という感覚がありません。女性はその場のムードを楽しんだり愛情を確かめ合いたいと思っています。
つまり、射精後のクンニによる効果は、女性が気持ち良いことだけではありません。
「射精して自分は満足しているのに舐めてくれている」という女性の満足度を高めることです。
早漏セックスをカバーするためのクンニ
自分勝手に射精をしてさっさと先に寝てしまうようなおざなりなセックスを繰り返していると、パートナーは大きな不満・不安を抱きます。
最悪の場合、他の男性に目を向けたり二股や不倫に走ってしまうかもしれません。
AV男優のセックスを観ていると、何十分も体位を変えてひたすら鬼ピストンをしていますが、実際のセックスは体力的にも精力的にもあんな風に持続しませんよね。
特に早漏ペニスの場合、挿入して1分も経たないうちに「ヤバ…」と動きを止めてしまうことも珍しくないでしょう。
別に動きを止めていても良いのですが、ずっとそのままでキスなどの愛撫でつなげていくのも無理がありますし、女性だって性欲はありますからずっとガマンさせられるのはつらいです。
なので、挿入前だけでなく、挿入をしていて射精しそうになった時にクンニをしながら休けいするのも、早漏をカバーするために役立つテクニックになります。
後戯でセックスの満足感を高めるにも限度があります
射精をしてセックスが終わってから、クンニなどの愛撫を続けることを一般的に後戯と呼びます。
冒頭で述べた通り、女性は射精によって気持ちが途切れることがないので、後戯によってより気持ち良くなってもらえるでしょう。
しかし、挿入時間がほんの1~2分程度のヒドイ早漏症となると、いくら愛撫の長さやテクニック、ムード作りや後戯を頑張っても、彼女に愛情は届かないかもしれません。
セックスでもっとも大切で気持ち良い行為が、挿入とピストンなのは男性と一緒ですからね。
僕の知り合いでもコンドームによる避妊を極度に否定する女性がいます。
彼女は、「たとえ服を着たままでも生のペニスを膣の中で感じることで、カレと一つになっていることが実感できるのが幸せ」だといいます。
女性にとって、それくらい挿入時間は大事だということです。
どんなに前戯や後戯で努力をしても、埋められない穴があります。
早漏という定義は個人によって変わってきますが、少なくともパートナーから「短い」「もの足りない」と評価されているなら、今後の関係性に亀裂が入る可能性は高いです。
早漏は改善できる
実は僕も、極度の早漏が原因でセックスレスに陥ってしまったことや、彼女に浮気をされてしまった経験があります。
僕の場合、態度には出さなかったものの「自分だけ気持ち良ければよい」スタンスの自分勝手なセックスを繰り返していたので、浮気されたことなども今となっては自業自得だと理解できます。
「早漏を克服したい!」と思い立ったのが、結婚した今の妻がきっかけです。
ストレートに「早い」と言われて、「これくらいは持ってほしい」と具体的に伝えてもらえたので、「じゃあなんとかしなきゃ」と素直に行動に移しました。
まとめ
早漏でセックスに自信がない、挿入時間が極端に短い男性がクンニなどの愛撫時間を伸ばすのは良いことだと思います。
しかし、それだけで女性がセックスに満足してくれることはありません。
女性の満足度だけでなく、漢としてもやはり自分の勃起したペニスで感じてもらいたいですよね。
挿入して数分で果ててしまうようでは、メンツが立ちません。